在宅介護 入浴介助 ユニットバス
こんにちは、ryo-b です。
私は以前、訪問介護の事業所でサービス提供責任者をしていたことがあります。
私が担当した方はある企業を創業された女性の方でした。
おそらく、私が通っていた時期もなにかの役職につかれていたように思います。
その方は別の地域から引っ越しをされてきました。
以前にも介護サービスを受けられていて、同じサービスをご希望されていました。
具体的には昼食の準備と入浴の介助です。
ご自宅の中ではご自由に動かれ、ご自分のことはご自分でできる方でした。
お住まいは外国人用に建てられたマンションとのことで、お風呂は浴槽が浅く幅が長いユニットバスです。
手すりなどはついていないので、浴槽の縁に取り外しができるタイプの手すりをつけてもらいました。
浴槽の底に座ってしまうと立ち上がりが大変になってしまうので、浴槽の中に低めの入浴用のイスを入れ、そこに座っていただきました。
当然、浴槽から体が出てしまうので、お湯をためても肩まではつかれません。
そこで、肩にタオルをかけ、上から湯船のお湯をかけたり、少し熱めのシャワーをかけていきました。
これはシャワー浴の時のやり方でもあります。
これで十分体が温まります。
ご利用者様にも「こうやってもらったのは初めて。温まった」と喜んでいただきました。
立ち上がる際には、手すりに捕まっていただき、私が両脇を支えて立っていただきます。
イスに座っているので立ち上がりがしやすいです。
入浴は清潔保持が目的のひとつでもありますが、やっぱりサッパリして気持ちがいいですよね。
今回は手すりをつけ、入浴用のイスを使用して、シャワー浴の時のやり方をプラスした入浴介助をしました、というお話でした。
入浴する方もお手伝いする方もできるだけ安全に、そして楽にできるよう福祉用具を使用したり、入浴介助の知識があるといいですね。
入浴方法も通常と変わらないものや、シャワー浴、足浴、清拭などいろいろあります。
ご利用者様の状態にあった方法で気持ちよく入浴していただきたいですね。
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